№92. 2016 (にぃ・まる・いち・ろく)


このコラム、以前から更新間隔は長かったが、去年(2015年)の4月末を最後に、パタリと更新が止まってしまい、 日頃付き合いのない古い友人などは、「ひょっとして、病気で死んじゃったかも?」などと縁起でもない想像をされていたのではないだろうか。 ご安心あれ。コラムをサボっていたのは、単に「怠け癖」が付いてしまっただけ。 体のほうもパーツによっては劣化が進行中だが、基本はいたって元気で、相変わらず、仕事、酒、バンド、読書の日々を送っている。 この間、仕事で数度日本に行き、カナダに長女に会いに行き、そして、シンガポーリアンと結婚した長男の結婚式に行ったり、ビジネス調査を兼ねてインドネシアに行ったりと、 比較的バタバタしていた。が、そんな中でも、ほぼ毎週スタジオでバンドの練習は欠かさず、ついでに、お酒も毎晩欠かさず(笑)、珍しく、本もコンスタントに読んでいたのである。

さてと、さすがに8ヶ月と言うのは長い。その間、世の中では色々なことが起こっていた。 大阪都構想廃案、火山噴火、年金情報漏洩、なでしこ準優勝、漫才師の芥川賞、上海株暴落、天津大爆発、戦後70年談話、ヒゲの隊長パンチ(平和安全法制)、 五郎丸、マイナンバー、南京ユネスコ、MRJ、パリ同時テロ、トルコ露戦闘爆撃機撃墜、靖国爆発音、人民元SDR入り、軽減税率論争、PM2.5赤色警報、米利上げ、慰安婦問題日韓合意、等々。。。 世界の情勢は、経済軍事共に悪化し、どうもズルズルと危険な領域に足を踏み入れてしまっているようだ。 もしかしたら、後になって歴史を振り返ると、2015年のこの期間がターニングポイントだった、などと位置付けられるときが来るかもしれない。 そんな重要な期間に「何も考えてなかった」、「何も発信してなかった」では、ちょっとカッコ悪い。 なので、あくまで個人的な主観だが、この8ヶ月間に考えていたこと、気付いたことなどを、新年(2016年)をフレッシュな気持ちで迎えるためにも、 超ランダムだが、書き(吐き)出しておこうと思う。


【国を護ること】
昨年(2015年)の平和安全法制成立前の騒ぎは、いったい何であったのだろうか。 学生や主婦が「戦争になる」とか「徴兵制に変わる」とか、左巻きの大人達にそそのかされて、自己陶酔的な狂想曲を奏でていたが、それを海外から観ていると、かなり恥ずかしかった。 いや、恥ずかしいと言うより、その無責任な言動に対して怒りさえ感じたほどだ。 若い人達が、何かに怒りを感じたり、権力に反発するようなパワーを発散したいのはよく分かる。 ただ、小学生レベルのお花畑演説を、自分がヒーローまたはヒロインになったような錯覚のまま、ネットやマスメディアに顔を晒すのは、自分自身の将来に対して、かなりリスキーな行為だ。 私が生まれた頃の安保改正反対の騒ぎなども、当時のデモ参加者達が「結局、自分たちですら何に反対しているのか、よく分からなかった」と回想しているのが象徴的だが、 もし、その当時が今のようなネット社会であったなら、膨大な数の人生の落伍者を出していたことだろう。 かつて共産党のナンバー4で、現在は左翼に批判的な言論の多い筆坂秀世さんが「彼らは欺瞞の上での議論しかできていない」と左派・リベラル勢力を滅多切りにしているが、 未だ(政治的に)無知な子供を焚き付けて、政治的な活動に利用する大人達の罪は重いと言いたい。 こういう状況を見ていると、選挙権年齢を18歳以上に引き下げたことは、後世に禍根を残すのではないかと心配だ。

たまにネットで観る(日本の)メディアも、かなり左寄りのスタンスで、正直、「まだこんなことやってるのか」と呆れてしまう。 某問題新聞社のOBによると、こういう事実を左寄りに曲げて記事を書くことを、社内では「角度をつける」と言うらしい。 正しい政策を後押しするような真っ当な記事を書くと、上司から「もっと角度をつけて書き直せ」となるらしい。 もちろん、マスメディアの使命は、権力の監視であるから、批判精神は大事なことだ。 が、しかし、嘘や偏向報道、そして意図的な隠蔽などは問題外だ。 世界中に捏造を垂れ流し続けた挙句、ロクな謝罪や訂正記事も世界に発信しない某問題新聞社などを、未だに受け入れている国民も理解に苦しむ。 インターネットが市民権を得て、マスメディアの嘘が暴かれるようになったが、未だに偏った新聞と地上波テレビしか観ない層が多いのだろうか。

東南アジアの国々で、国立ミュージアムなどに行くと、自国が列強国から支配されていた頃の絵や写真が展示してある。 国を護る手立てがないと、どんなに惨めな思いをするか、それらの絵や写真を見るとよく分かる。 以前、旧社会党の女性議員が「いったい、どこの国が我が国を侵略するというのでしょうか?」と発言しているのをテレビで観て驚いた。 あなたは、お隣の傲慢な国の人民の奴隷となりたいのか?国防を国会議員が考えなくて、誰が考えるのだ? 現実問題として、チベット、ウイグル、フィリピン、ベトナムなどは侵略を受けている真っ最中ではないか、そして日本だって現実に。。。 未だに、「平和憲法があれば戦争にならない」などと、「黒船を脇差で討ち払う」ような非現実的なことを言っている人間って、オメデタイ平和ボケ人間か、何か別の目的のある人達だ。 自国を様々な手段を使って護ることや、安全保障上の機密を漏洩させない仕組みを作ることに反対することは、単純に判断すると「敵に味方する行為」でしかない。 2016年の選挙は、消費増税のワンイシュー選挙にせず、じっくり候補者の意見に耳を傾けようではないか。


【マレーシア経済ヤバし】
原油安とそれに伴う自国通貨(リンギット)安がマレーシア経済を直撃中だ。 地元紙によると、国営石油会社ペトロナスの昨年4〜6月の利益は、なんと前年の47%減だそうだ。 「政府総歳入の約3割を石油とガスに依存している」と言われているので、その影響がどれほどイタイかお分かりだろう。 知らない人も居るかとは思うが、マレーシアは産油国であり、日本は2011年の原発事故もあり、天然ガスを大量に買っている。 通貨安になると輸出は伸びそうなものだが、マレーシアの最大貿易相手国の中国が経済崩壊寸前のため、需要も減少、なので原油安、それで通貨安、と負のスパイラル真っ最中なのだ。

マレーシア国内の企業も大変だ。 通貨安で割高な原材料を輸入して、最低賃金が上がった労働者を使い製品を作り、2015年4月の消費税(GST)導入で景気の悪くなった国内市場に売る。 こういったモデルも、そろそろ限界では?との声も聞こえる。 日系製造業のなかには「ここ2,3年が(撤退の)判断のしどころ」などと言う人もいるらしい。 低賃金の外国人ワーカー達も、マレーシアで稼いだリンギットを故郷に送ると目減りしてしまうので、最低賃金が上がっても旨味が少ない (ちなみに、マレーシアの製造業のワーカーは、社員ではなく、業者から斡旋される低賃金の外国人が多い)。 低賃金の人達が困窮すれば、諸々の社会不安が増大する可能性もあり、これも厄介だ。 1997年からのアジア通貨危機のときは、当時のマハティール首相が、1USD(米ドル)を3.8リンギットに固定(ペッグ)して乗り切ったが、 今は固定していないため、瞬間風速で1USD(米ドル)を5.0リンギットまで行くような状態なのだ。 2015年12月にアメリカの金利が上がることが決められたので、新興国のおカネは徐々にアメリカに向かう傾向だろうから、暫くは経済的に明るいニュースはないのではないかと思っている。

だからと言って、悲観的になってばかりでも能がない。 リンギット安を逆手に取って積極的に売り込めば、以前の状態よりビジネス環境の良い分野だってあるはずだ。 外国人からすれば、マレーシアに観光に行けば、相対的に自国通貨が強いのでお得感が高いし、不動産も、その質はともかくとして、自然とお買い得になっている。 ちなみに我社(CSS-CSL間)の日マ間取引は日本円決済なので、日本の仕事をマレーシアでオフショア開発すれば、リンギット安をありがたくエンジョイ出来るのだ。 ただし、日本の景気もイマイチ盛り上がらない可能性もあるので、個人的には、マレーシア政府には、緊縮より内需を刺激する大胆な政策を期待したいところだ。 消費税開始直前にルール変更をしたり、サッカーの試合で自国が勝ったといって、イキナリ翌日を公休日に出来る国なんだから、ハラを決めれば、なんでも出来そうなものだが。


【情報安全保障】
肌感覚だが、ここ数年、小規模サービス業のマレーシア進出がとても多い。 まったくもって失礼な言い方で恐縮だが、最近の進出企業は「日本国内では先細り必至なので、とりあえず東南アジアに出てきてみました」といったお試し感覚の人達が多い。 ちゃんと労働ビザを取得しているのかも心配だが、飲食、スポーツ、エステ、そしてIT関連等々、かなりの数の人達が、小さな立ち上げ用オフィスなどで起業している。 私自身の属するIT関連企業に関して言えば、マレーシアに現地法人は作らず、提携先を探し自社のサービスの販売とサポートを委託する進出形態も含め、 やはり、インターネット系サービスの企業が多い。

そんななかでも、最近よく聞くようになったのが、[Google Apps]や[Office 365]の情報基盤と共に稼働するソフトウェアサービスだ。 クラウドコンピューティングを利用し、自社開発の汎用的なサービスを、多くのユーザーにインターネット経由で提供し、月額使用料を取るビジネスモデルだ。 月額なので、利用者一人ひとりは月々少額の負担であるが、アカウントが多くなれば、中々旨みのあるビジネスらしい。 私自身が仕事としているのは、完全オーダーメイドの業務システムなので、インターネットに乗っけて、多くの人に使って頂けるほど汎用性はないが、 発注者にとっては「痒い所に手が届く」システムであり、一度作ってしまえば、毎月、利用者数分のライセンス料を払う必要もない、と言った利点も多い。 まあ、自分の会社の宣伝はここでは関係ないので置いておくが、問題は、[Google Apps]や[Office 365]といったクラウドコンピューティングのサービスだ。

「クラウド」の詳しい定義や利点は専門サイトに譲るが、超乱暴に言ってしまうと 「世界のどこかに点在するサーバー群(情報基盤)に、自分のデータやプログラムが保管されていて、それらをインターネット経由で利用する仕組み」である。 因みに、我社で推奨している情報基盤は「ホスティング」や「ハウジング」と言い、データやプログラムを保管するサーバーの場所が特定可能な形態で、「クラウド」とは違う。 以前、マレーシアでは、「インターネット経由のシステム」と提案すると、「回線が不安定なので危険だ」と、至極真っ当な危機意識が返ってきたが、 最近では「もう、回線も安定してるし、代替の線があれば大丈夫でしょう」といった状況だ。 なので、「ホスティング」や「ハウジング」も推奨出来るようになったと共に、クラウドを基盤とするサービス事業者の進出も加速しつつある。

さて、タイトルの[情報安全保障]だが、ここまで読めばお気付きだろう。 もし仮に、日本の会社の99.7%の中小企業が基幹システムをすべて[Google Apps]のクラウド上に置いたとしよう。 マイクロソフトは日本の国内に限定してサーバー位置を指定出来るようだが、 Googleは(フィンランド、北カリフォルニア、アイオワ、アトランタとか公開情報もあるが)全てオープンではない筈だ。 これを極端に言えば、日本の中小企業の活動を支援する基幹システムが、全てアメリカをはじめとする他国で、保管・実行されているということになる。 要は、「ある意思」をもって実行すれば、日本の中小企業のデータを盗み見や改竄だけでなく、「事故です」と偽り、機能を停止させることだって、論理的に可能なのだ。 謂わば、経済活動に直結する情報基盤を他国に握られてしまうことなのだ。 原油や食料といった、生活に直結するものだけでなく、情報基盤としてのクラウドも、日本の経済・安全保障を考えるうえで、もう少し注意深く検討を要するものだと思う。


【段取り好き】
ここで話は、国際情勢や経済の話から、ぐーっと身近な話題になる。 今、ひょんなキッカケから、イベントの企画に関わっている。 いや、関わっているというよりは、主導していると言った方が良いかも知れない。 以前にも書いたが、今私はKLの端っこの中規模ショッピングモールの上のコンドミニアムに住んでいる。 中規模と言っても、マトモな日本食レストランが8軒もあり、スーパーマーケットはもちろんだが、劇場や画廊、そして屋外ステージまであるひとつの完結したタウンなのだ。 そしてここは、専任のイベントプランナーが居て、様々な企画が、惜しげも無く投入される人気のスポットでもある。 以前からそのイベントプランナー(ピーターという米国人)とは面識があり、コンドミニアムの周りでバッタリ遭うと長話をしたりする仲であった。 ある土曜の夜、コンドミニアムの下の店で、音楽仲間とビールを飲んだあと、「屋外ステージでライブやってから、ちょっと観ていこう」ということになり、 ステージ近くに行くと、ピーターが仕事として客席に座っていた。 いつもは、「マイケル(前川のこと)、バンドやってるなら、今度この屋外ステージでやれよ」などと、本気とも冗談ともつかぬ会話をしては「じゃあな!」と別れるだけであったが、 その夜は、ビールをシコタマ飲んだ後だったので、ちょっと絡んでみた。 「マジで演奏させてくれよ、いつならこのステージ空いてるんだい?」と聞くと、曖昧ながら、1月23日(土)なら出来そうな返答が返ってるきた。 そして、一緒に居た音楽仲間の若い女の子達が「こんなところで演奏した〜い」とピーターに迫ると、「オーケー、俺の携帯番号知ってるな?連絡取り合おう」となったのだ。 実を言うとピーターとは、「コンドの周りを散歩してると、けっこう遭遇する率の高い人」程度の仲で、明確にコンタクト先を交換したこともなく、携帯電話の番号も知らなかった。 初めて会ってから4年以上そんな状態だったのが、若い女の子達の一声で、メデタク携帯番号を交換したのであった。

酒の勢いと、お色気で勝ち取った晴れ舞台だったが、ショッピングモールのイベントとなると、ライブハウスのように、演奏だけして「お疲れ様でした〜」というワケにはいかない。 コンセプト決め、対バン集め、予算の確認、広告の手配、食べ物屋台の出店手配、機材の手配、会場の設営段取り等々、 最終的には自分でやらないにしても、段取りや分担が決まるまでは、気を配る必要のあることは多い。 通常、出演者はこういう作業はしないとは思うが、こちらから「やらせて」と申し出た手前、「特にコンセプトはありません。ただ演奏だけさせてくれれば、それで満足なんです」では事が進まない。 ちょっとだけ、面倒なことになったと思いつつも、反面「なんか面白くなってきたぞ」と思っている自分が居るのが不思議だ。 もしかしたら、こういうプロデューサー的な作業が、小学生のガキンチョの頃から好きだったのかも知れない。 学芸会の段取り、文化祭で発表する映画の監督、ライブ演奏のシナリオ書き。 発想し、計画し、手配し、トラブル対応し、実行し、そして、完成させる(正に今の仕事と同じ!)。 そういうことを考えているときが、うまく行かないときは辛いが、一番充実した時間でもあるのだ。

まだ、このイベント話は現在進行形なので、どう言う結果になるか分からないが、改めてこのコラムでレポートしたいと思っている。 例によって、ここでの約束は、いつ果たせるかは「神のみぞ知る」なので、気長に待って頂くしかアナタに選択肢はない。


【心配事】
2015年は、伝統ある前川家の歴史において、イキナリ国際的家系に変質した画期的な年と記憶されるだろう(大袈裟だ)。 9月に長男がシンガポール(華人)人と結婚するので、8月にキャビンアテンダント(スッチーね)の嫁さんを連れてきた。 年末年始には、末娘がフィアンセのスウェーデン人(ジャーナリストの卵)を、はるばる北欧から連れてきている。 それぞれ、習慣や文化的背景も異なる人間だが、共に既にファミリーの一員だ。 どちらも、世界を飛び回る仕事なので、最近では、中東やヨーロッパでの事件も「遠い所の話、自分には関係ないな」などとは思えなくなってきた。 おまけに長男からも「今度、インドの北端に演奏旅行に行く」などと言われ、ますますテロや事故のニュースなどには、敏感になっている今日この頃だ。 ファミリーが増えるのは嬉しい。が、その分、心配事も多くなる。 後期高齢者の両親には、安心して余生を楽しんで欲しいと思っているが、自分のビジネスや老後も心配事だらけだ。 平井堅の歌ではないが、まるで人生は、心配事と自分との追いかけっこのようだ。

ま、心配事も多くなると、開き直って「なんとかなるさ!」と思った方が、心身ともに結果的には良かったりする。 こういうポジティブなイイカゲンさは、マレーシアの人達から学んだのかも知れない。 彼らのイイカゲンさ、もちろん「心配事の9割は起こらない」なんて本を読んで、意識的にそうしているワケではないだろう。 彼らは、その宗教観からか、または、単に呑気な性格からか、「なにか起きたら、それは神の思し召しだ」と、いたって「割り切り上手」なのだ。 「割り切り上手」に、旅客機や原発は作って欲しくないが、自動車くらいまでなら許す。 人間が作るものに100%の完全は無いから、どこかで割り切らないとイケナイが、 そういう線引きが出来ないほどアブナイものは、人間が手を出してはダメなのかも知れない(心配事が増えるだけだ)。 江戸時代は、今で言うサステナビリティ(持続可能性)のために、あえて便利なものを作らなかった。 効率重視の現代から見れば奇妙だが、行き着くところまで行ってしまった未来から評価させれば、画期的な時代だったと言われる可能性も高い。 人間は、努力して、努力して、もっと努力して、新しい心配事を増やし過ぎてしまったのだ。 流石に、いまさら江戸時代の生活には戻れないが、今年は、便利なこと、効率的なこと、楽なこと、を追求するより、少しでも「心配事」を少なくする生活をしたいと思う。

2016年、明るい年になりますように!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


年初なので、恒例の「昨年一年間に読んだ本」を記録しておこうと思う。


【[恒例]2015年読書記録】(2015/12/31現在、目標100冊だったが、惜しい。。。)


1.[マイ・ロスト・シティー/スコット フィッツジェラルド(村上春樹翻訳)]
2.[ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)/マイケル・サンデル]
3.[ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)/マイケル・サンデル]
4.[連続殺人鬼 カエル男/中山七里]
5.[その時までサヨナラ/山田 悠介]
6.[イマジン/清水義範]
7.[禅、シンプル生活のすすめ/枡野俊明]
8.[ナイン・ストーリーズ/J.D.サリンジャー]
9.[通訳日記 ザックジャパン1397日の記録/矢野大輔]
10.[図解とあらすじでよくわかる「古事記」入門/瀧音能之]
11.[ハング/誉田哲也]
12.[いまを生きる(Dead Poets Society)/ナンシー・H・クラインバウム](再読)
13.[疾風ロンド/東野圭吾]
14.[韓国新幹線を追え 十津川警部309/西村京太郎]
15.[華の下にて/内田康夫]
16.[エンドレスピーク(上)/森村誠一]
17.[エンドレスピーク(下)/森村誠一]
18.[月光の東/宮本輝]
19.[代議士秘書 永田町、笑っちゃうけどホントの話/飯島勲]
20.[逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体/井沢元彦]
21.[ヘタな人生論より葉隠/本田有明]
22.[昭和天皇の「極秘指令」/平野貞夫]
23.[大地の咆哮 元上海総領事が見た中国/杉本信行](再読)
24.[日本の領土問題/保阪正康・東郷和彦]
25.[山県有朋/半藤一利]
26.[独り群せず/北方謙三]
27.[参謀の戦争―なぜ太平洋戦争は起きたのか/土門周平]
28.[道誉なり(上)/北方謙三]
29.[道誉なり(下)/北方謙三]
30.[幸福な生活/百田尚樹]
31.[重力ピエロ/伊坂幸太郎]
32.[魔女の笑窪/大沢在昌]
33.[墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便/飯塚訓](多分再読)
34.[超・殺人事件―推理作家の苦悩/東野圭吾]
35.[飛行機に乗るのがおもしろくなる本/エアライン研究会(編集)]
36.[モンスター/百田尚樹]
37.[華麗なる一族(上)/山崎豊子]
38.[華麗なる一族(中)/山崎豊子]
39.[華麗なる一族(下)/山崎豊子]
40.[なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか/丸谷元人]
41.[知らないと恥をかく世界の大問題6/池上彰]
42.[新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方/池上彰,佐藤優]
43.[ウルトラ・ダラー/手嶋龍一]
44.[蛮族ども/船戸与一]
45.[燃えよ剣(上)/司馬遼太郎]
46.[燃えよ剣(下)/司馬遼太郎]
47.[ぼくらの祖国/青山繁晴]
48.[日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国/宮崎正弘, 室谷克実]
49.[ぼくらの真実/青山繁晴]
50.[百年法(上)/山田宗樹]
51.[百年法(下)/山田宗樹]
52.[夢を売る男/百田尚樹]
53.[光圀伝(上)/冲方丁]
54.[輝く夜/百田尚樹]
55.[残念なエリート/山崎将志]
56.[社長の掟/吉越浩一郎]
57.[プリズム/百田尚樹]
58.[経済で読み解く大東亜戦争/上念司]
59.[たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉/見城徹]
60.[賢者の戦略 生き残るためのインテリジェンス/手嶋龍一・佐藤優]
61.[政治家の殺し方/中田宏]
62.[戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか/池田信夫]
63.[光圀伝(下)/冲方丁]
64.[海賊とよばれた男(上)/百田尚樹]
65.[海賊とよばれた男(下)/百田尚樹]
66.[おやすみラフマニノフ/中山七里]
67.[瀕死のライオン(上)/麻生幾]
68.[瀕死のライオン(下)/麻生幾]
69.[外交敗戦―130億ドルは砂に消えた/手嶋龍一]
70.[たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て/手嶋龍一]
71.[逆説の日本史18(幕末年代史編1-黒船来航と開国交渉の謎)/井沢元彦]
72.[「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告/エマニュエル・トッド]
73.[手紙/東野圭吾]
74.[イントゥルーダー/高嶋哲夫]
75.[神様からひと言/荻原浩]
76.[逆説の日本史2(古代怨霊編-聖徳太子の称号の謎)/井沢元彦]
77.[大放言/百田尚樹]
78.[ぼくらの祖国(新書)/青山繁晴]
79.[江戸時代の常識・非常識/「歴史街道」(編)]
80.[写楽 閉じた国の幻(上)/島田荘司]
81.[写楽 閉じた国の幻(下)/島田荘司]
82.[松風の人―吉田松陰とその門下/津本陽]
83.[終末のフール/伊坂幸太郎](再読)
84.[美しき凶器/東野圭吾]
85.[変身/東野圭吾]
86.[羊をめぐる冒険(上)/村上春樹](多分再読)
87.[羊をめぐる冒険(下)/村上春樹](多分再読)
88.[非合法員/船戸与一]
89.[猛き箱舟(上)/船戸与一]
90.[猛き箱舟(下)/船戸与一]
91.[分身/東野圭吾]
92.[人生うろうろ/清水義範]
93.[黄龍の耳/大沢在昌]
94.[濁流(上)/高杉良](再読)
95.[濁流(下)/高杉良](再読)
96.[逆説の日本史17(江戸成熟編-アイヌ民族と幕府崩壊の謎)/井沢元彦]
97.[酔って候/司馬遼太郎]
98.[緑の底の底/船戸与一]


(№92. 2016 (にぃ・まる・いち・ろく) おわり)


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